TRADE PIRATE - 投資の海賊 > 株初心者の素朴な疑問 > 機関投資家はマーケット(市場)でどのような存在なの?
株初心者の素朴な疑問機関投資家はマーケット(市場)でどのような存在なの?
機関投資家の特徴は個人投資家とは異なり、
トレード(投資)を行なうことを「職業」としていることです。
機関投資家は、「投資信託」、「年金」、「銀行」、
「生命保険会社」などの顧客から、
集めた莫大な資金量で相場に大きな影響を与えています。
運用するお金がとても巨額のため、
機関投資家からの買い注文が入ると株価が上がります。
大の存在ならば、株価の操作さえもできる!? というのが、
トレード(投資)をはじめたばかりの頃の率直な感想でしたね。
「おー一気に大量の買い注文が入ったね」
「すごいねーなんだこの数字は」
なんて、味方につくと頼もしい限りの存在なのですよ(笑)
株式市場では個人投資家のような資金量が少ない、
小の存在が大を食うことは難しいです。
機関投資家のように、
巨額の資金を動かす大の存在は、
その動き次第で相場の流れを変えてしまうこともできるのですね。
機関投資家のその特徴は、
個人的な資金を扱っているわけではないため、
安全な投資手法を選択するケースが多いとして知られています。
ではなぜ、安全な手法を選択するのでしょうか?
機関投資家という堅い名前の通り、
日本の機関投資家は普通のサラリーマンなのですね。
投資の運用成績が直接給料に結びつくことがあまり多くないため、
リスク回避の投資手法を選びがちとも捉えることができます。
このような観点から考えると、
機関投資家は、新興市場などの「銘柄」ではなく、
東証1部企業などの大型株を好む傾向があるということですね。
アメリカの機関投資家の場合には、
"足が速い"として日本とは異なる特徴を備えています。
ポイント2:豊富な資金量で、相場を動かすこともできる。
ポイント3:投資家といえでもサラリーマンですので、堅い手法を取りやすい。
「株式投資ってどのような金融商品なのだろう?」トレード(投資)にご興味を持ち始めたばかりの方は、「購入の仕方」、「株券の保管方法」、「税金対策」などわからないことばかりですよね。
このカテゴリーでは、「株」の素朴な疑問点について解説しています。