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トレードスタイルの選定継続的・機械的に投資を行うシステムトレードのメリット・デメリット
感情を「一切排除」し答えを求める投資家から、
自分自身が答えを生み出す投資家になれる優位性を持つ手法。
システムトレードとは投資を行う際に裁量を排除し、
一定売買ルールに従って売買を行う方法です。
「この株がなんとなく上がりそうだと思うから買ってみる」
「この企業はとても有名な株だからとりあえず買ってみる」
など、確率的に見て"優位性"が感じられない自分の直感や、
感情などから生まれる考えを一切排除します。
株式投資の専門用語では、非裁量トレードと呼びます。
このように、感情を排除してトレード (投資)をする人のことを、
システムトレーダーと呼びます。
私はその中の投資家の一人です。
では、まず始めに、「システムトレード」のメリットをご説明させて頂きますね。
株式投資には、自分が決めないとルールというものが存在しません。
ルールとは、どのような条件の時に銘柄を購入し、
どのような条件になったら売却するなどです。
では、実践的な視点を持ってご説明させて頂きますね。
例)投資戦略のルール
- 銘柄選択:東証一部銘柄だけしか決して購入しない
- 仕掛け:移動平均線の短期線が中期線を上抜いたら購入のチャンスを伺う
- 手仕舞い:ある一定期間内を過ぎたら自動的に手仕舞う
これはあくまで1つの例ですが、
このように自分自身の株式投資のルールを決めておくことは、
とても大切な行動の1つなのですよ。
「あなた」自身の投資の答えを反映させることになりますので、
様々なメディアから流れている情報に惑わされることも、
"100%上がる株"を探す必要もありません。
裁量トレーダーは感覚の投資法ですが、
経験に裏打ちされた実践力を持ち合わしていますので稼ぐことができます。
相場慣れしているトレーダーは、
以前遭遇したトレードの経験則を手に入れていますので、
自分の感情や感覚を信頼しても上手くいきます。
経験の少ない株初心者の段階では、あらかじめ決めておいた、
ルールに自分自身を守って貰う必要性があるのですね。
しかも、
「システムトレード」でこそが、
株初心者の方には稼ぎやすい手法でもあるのですよ。
「システムトレード」にはこのような優れたメリットがあります。
投資ソフトを活用している投資家がシステムトレーダーというわけではないのです。
「投資を行う際に裁量を排除し、一定売買ルールに従って売買を行う方法」
この事柄を守り実践している投資家を、
本当のシステムトレーダーと呼ぶことができるのですね。
機械的にトレードを行なう何よりもの長所は、
感情によって生まれる投資判断を除去できることにあります。
株式投資は確率の世界ですので、 自分自身に生まれる直感や、
思いつきで勝負を避けることは、それだけでトレードに役立ちます。
さらに、作成した売買ルールを過去の株価データを用いて、
"検証"し評価する事ができることが、はずすことのできない1番の魅力ですね。
ポイント2: システムトレードソフトを活用すれば、勝負をする前に検証ができます。
ポイント3: システムトレードなら投資の天才達のシステムを使うことが許される!?
株式投資には様々なアプローチが手法がありますが投資スタイルは選ぶ1つの手段に他なりません。トレードの期間・種類・手法による複数の戦略を知り自分にピッタリの投資スタイルを固めます。
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