TRADE PIRATE - 投資の海賊 > ファンダメンタルズ分析 > 株価収益率 - PER(Price Earnings Ratio)
ファンダメンタルズ分析株価収益率 - PER(Price Earnings Ratio)
PER(ピー・イーアール)とは、
株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)といい、
現在の株価から、その買い物は「割高」か、「割安」かを図る指標です。
この指標の基本的な使い方を覚えることによって、
銘柄選択の際の参考にすることができます。
「PER(株価収益率)=株価÷一株あたり当期純利益」
という計算式で算出することができます。
では、例を挙げてみましょう。
「あなた」が購入を考えている企業の株価が1000円で、
1株あたりの利益が50円だと仮定しましょう。
すると、「1000÷50=20 PER=20倍」ということになります。
とてもシンプルに算出することができますよね。
この数字が高いと、「割高」、
低いと「割安」となります。
株式投資の世界では難しい理論や、
計算式などが数多くありますが、
すべて覚えていたら、頭がパンクしてしまいます (笑)
ですので、ぜんぶ覚えなければというスタンスでなくても
まったく問題ないです。
心配されないで下さいね。
PERは、現在の株価が一株あたりの純利益何倍まで、
買われているのかを見る指標です。
この数字を見ることによって、
「割高」、「割安」か、を見ることができるのですね。
ですが、投資に答えはありませんので、
このPERも株価の割安感を測る、
一つの目安程度に考えていた方がいいですね。
業種によって、PERの平均は大きく変化することもあるため、
この指標だけで投資判断をするのは危険です。
PERの数値が30倍から40倍近辺にあるなら適正だといわれています。
数値が15以下というのは望ましいとされていますね。
PERが低いという観点だけで選んでしまっても、
ダメということですね。
将来業績を上げていきそうな企業で、
PERが割安銘柄に投資していくのがベストです。
ポイント2: 銘柄選択の際の判断基準として活用することができます。
ポイント3: あくまでの参考数値として考えることがベストです。
経済指標を駆使し、現在の株価が「割高」か「割安」かをリサーチするのが「ファンダメンタルズ分析」です。主に中長期トレードを考えられている投資家の方にピッタリの戦略ですね。この章では、ファンダメンタルズ分析を覚えられるよう解説しています。